こんにちは!こんばんは!おはようございます!
みー子(@m111ko_)です。
今回は、パール塗装の方法をご紹介していきます!
HGのシン・マツナガ専用ザクをパール塗装メインで、ちょこっとメタリック塗装をやってみたりしました。
使った塗料やパール塗料のつくりかた、難しかった部分なども書いたので参考になれば、と思います!
パール塗装とは?
みー子にとって初めての領域、パール塗装に挑戦です!
パール塗装とは、パール粉という雲母の粉が入っている塗料を使うことでキラッキラした表面にすることができる、まさに魔法の粉です。
このパール粉が光に当たって反射することでまばゆいキラキラが表現できます。
表面処理
メタリックやパールなどのキラキラ塗装の完成度をより高めるために、パーツの表面をキレイにすることがとても重要になってきます!
表面処理は時間がかかる作業ではありますが、愛情をかけたぶんだけキレイに光ってくれるのでとてもやりがいがあるものです( ;∀;)
やすりがけ
やすりがけの目的は、ゲート跡をキレイにすることを意識してやりました。
また、パーツの表面にできているヒケ(平坦なパーツに発生する凹凸)をやすりがけをして平坦にすることで、光があたったときの不自然な反射を抑えることができます。
下の写真、矢印で示した部分をヒケといいます。
水研ぎ
水研ぎとは、よりキラキラした塗装にするために行う作業です。
(絶対にやらなければいけない作業ではありません(*'▽'))
少量の洗剤を含ませた水と、2000番の紙やすりを用意します。
2000番の紙やすりを水につけて摩擦を最小限におさえ、その少ない摩擦でパーツの表面を研磨していきます。
※表面処理についてもっと詳しく知りたいかたは、以下の記事で方法などをまとめていますので、そちらをご覧くださいませ(*'▽')!!
塗装の流れ
ここからは、いよいよエアブラシでの塗装をはじめていきます!
塗装をやるときはお天気が良く、湿度の少ない日を狙って換気第一優先で行いましょう(*'▽')
サーフェイサーで下地をつくる
まずは、サーフェイサーを使って下地をつくっていきます。
サーフェイサーとは、女性のお化粧のファンデーションみたいなもので、小さな傷を消してくれる働きをもっています。
また、「プラモデルのパーツが青色だけど、真っ白に塗りたい!」というときもサーフェイサーを吹くことでもともとのパーツの色をリセットしてくれ、白色がきれいに映える役割ももっています!
サーフェイサーには黒・白・グレーの3種類がありますが、今回は白と黒のサーフェイサーを使いました。
パール塗料は色をつけるというよりもパール粉をのせる、という感じなので下地をしっかりと塗っておくのが大切です!
今回はメタリック塗装とパール塗装に挑戦するのですが、どちらもパーツ表面の光沢をキラキラに表現するために下地をしっかりと塗っていきます。
サーフェイサーは2回にわけて塗りました。
1回目でばーーっと色をつけ、2回目は塗り損ねた部分などを中心にササっと塗って完了です(; ・`д・´)
メタリック塗装をする
メタリック塗装とは、その名の通りメタリックなギラギラした塗装をすることです。
下地を黒系の塗料で塗り、そのうえにメタリック塗料を塗ることで色が引き締まるんです(*ノωノ)!
塗料の種類にもメタリックというものがちゃんとあるので、基本的にはそれらの塗料を使うことでカンタンにメタリック塗装ができます。
仕上げにクリアー系の塗料をふくことで、より重厚感のあるメタリック塗装へと進化を遂げられます。
使用した塗料
今回はGSIクレオスさんから発売されている、こちらのGXシリーズを使用しました。
Mr.COLORシリーズよりも少し大きめのビンで価格もちょっと高めですが、そのぶん内容量が多いのでオトク感があります(*'▽')
メタリック塗料を塗る
今回は厚塗りを避けたかったので、黒いサーフェイサーを下地塗装と兼ねて使用しました。
メタリック塗料は3回に分けて厚塗りをしないように意識しました。
下の写真が、メタリック塗料を3回塗ったあとになります(*'▽')
仕上げにクリアーの塗料を塗る
メタリック塗料を塗り、1日乾燥させたあとにGXクリアブラックを塗りました。
クリアーは2回にわけて塗りました。
1回目にざーーっとエアブラシをふき、2回目で塗り残しがあったところに軽くふきつける感じです(*'▽')
(写真撮り忘れましたごめんなさい……( ;∀;))
メタリック塗装について、より詳しく書いた記事があるので、気になったかたはこちらの記事もぜひお読みくださいませ(; ・`д・´)!
ガンプラのメタリック塗装とは?HGのギャンで初挑戦してみた! - ガンプラ成長日記byみー子
パール塗装をする
パール塗装は下地の影響をモロに受けやすいので、下地をしっかりと塗る必要があります。
パール塗装は白いサーフェイサーを塗ったパーツにおこないました。
パール塗料のつくりかた
実際にやってみたところ、調色が難しかったです………!
パール塗料は基本的に手作りというか、「これ1つでできるよ!」という塗料がないので、自分の調色次第でパールが少なくなったり、多くなったりするんですね(;''∀'')
パール塗料のつくりかたは、ざっと3種類あります(; ・`д・´)
- クリアカラーにパール系塗料を混ぜる
- パール系塗料を混ぜる
- クリアカラーにパール粉を混ぜる
今回は、1番目の方法:クリアカラーにパール系塗料を混ぜる方法でやってみようと思い、こちらの塗料を混ぜ合わせました!
クリアカラーがパール系塗料よりも多いと、パール粉の割合が減ってしまうので気持ちクリアカラーを少なめに配合するのが難しかったです( ;∀;)
また、表面をグレーに塗りたい部分は下地にグレーを塗り、乾いたら先ほどのクリアカラーとホワイトパールを混ぜたものを塗りました。
下地は白のサーフェイサー
パール塗装をおこなうパーツの下地は、本来は白系の塗料を使います。
(サーフェイサーのうえに白の塗料を使って塗るはずが……やるぞ!ってときに白が少ししかなく、買いに行くのもめんどくさかったのでそのままサーフェイサーのうえにパール塗料をふきました……)
みー子の準備不足が原因で、白色のサーフェイサーのうえにパール塗料を塗っていることをご理解のうえ読んでください(;''∀'')
1回目
1回目ふいた感想として、「え?パールの割合少なかったかな?失敗したかな?」と思ったくらい、パール塗装をしている実感がなかったです(;''∀'')
2回目
2回目ふいたところ、「お?やっとパールっぽくなってきたかな?」という感じでテンションが高くなりました。
3回目
「パールだ!キラッキラしてるじゃん!!」
もうワクワクしてしまい、エアブラシで色をつけるたびにニヤニヤしながらやっていました(*ノωノ)
仕上げのクリアー(光沢)
キラキラ度がまして、エアブラシでふくのがめちゃくちゃ楽しかったです。
クリアーは2回にわけて塗りました。
スミ入れをおこなう
塗装が終わり、乾燥させたあとはスミ入れをしていきます!
スミ入れとは、プラモデルの表面にもともと刻まれているラインに色をいれて強調することで、陰影がはっきりしてくれるんです(*'▽')
通常はスミ入れをいれたあとに仕上げのトップコート(クリアーやつや消し)を塗るのですが、今回はその仕上げのトップコートをふいたあとにスミ入れをやってみました!
……こういう順番になってしまったのは、ただ塗装のステップを間違えただけです(; ・`д・´)
「光沢のうえにスミ入れをしたら失敗するかな~」と落ち込みながらもググってみると、案外光沢のうえにスミ入れをしても大丈夫なことが判明しました( ;∀;)!!!
光沢をふいたあとのパーツの表面は塗料の凹凸がないので、塗料がモールドの中に入り込みやすくなるためスミ入れがしやすいということだったので、決して間違えてない順番でホットしました~(´゚д゚`)
ホワイトパールの部分には、ライトグレイのエナメル塗料を使いました。
調色の割合はエナメル:うすめ液が1:3ぐらいです。
メタリックブラックの部分にはフラットホワイトを使って、パイプのラインなどをくっきりさせてみました(*'▽')
細かい部分はアクリルの筆塗り
「小さい部分を塗るためにマスキングをするのはめんどくさいな…」と思っちゃうので、細かい部分はラッカーを使わずにアクリルを使いました。
エアブラシを始めたての頃は「アクリルでやっていくぞ!」と思ってアクリル塗料をたくさん購入したものの、ラッカーの乾燥の速さや塗膜の強さにトリコになってまい、今では大量に残っているアクリルたちを活用したい下心もあるんです( ;∀;)
黄色を使ったのは、右肩部分のこの1か所のみです。
「武器のレンズ部分をシールに頼りたくない!」という変な意地があり、こちらのメタリックブルーを使ってみました。
うーん、あんまり目立たなかったです( ;∀;)
メタリックブラックの上に塗ってしまったので、あまり映えなかったのが原因です。
「こっちもさっきのメタリックブルー同様、あんまり色がのらないかな~」と思いながらも挑戦してみたところ、思ったより赤が映えてくれました(;''∀'')!
ただ、筆塗りが本当に下手くそなので塗りムラがありありです(;''∀'')
嬉しかったのは、ホワイトパール部分に塗った赤色がめちゃくちゃキレイに映えたことです(*ノωノ)!!
塗る、というよりも筆でチョン、という感じで色を置いただけなのですがここはテンション上がりました~(*ノωノ)
デカールを貼る
デカールは、キットに入っていたものを使いました!
肩部分に貼る、こちらの印象的なデカールを貼ってみたところ、翌日には端の部分が剥がれたり、曲線部分がどうしても上手く貼れなかったので、余っていた代わりのデカールを貼ることにしました。
トップコートをふく
いよいよ最後の工程であり、失敗したくない作業です(;''∀'')!!
エアブラシで光沢のクリアーをふきます!
塗料は、パール塗料をつくったときから使用しているスーパークリアーⅢを使っています(*'▽')
デカールを貼る段階で組み立ててあるので、部位ごとにバラしての塗装です。
なのでひじなどの関節部分は2回にわけて(関節を曲げたとき・伸ばしたとき)塗料をふきました。
モノアイはちょっと一工夫
モノアイは、カンタンにできるのに完成度がグッとあがるアイテムを使いました。
100円ショップで売っているシールです!
こちらのピンク色のシールは、「ザク用に設計された大きさなのでは?」と思っちゃうほど、ザクのモノアイにピッタリでした(; ・`д・´)!
接着剤でつけるだけでカンタンに立体感のあるモノアイに大変身です。
こちらのシン・マツナガ専用ザクはモノアイを動かせる設計になっています(*ノωノ)
矢印部分の黒い突起を左右に動かすとモノアイが連動して動くので、アニメなどの再現したいシーンを忠実に再現できます(*ノωノ)
完成!
1日にする作業をあまり詰め込まず、ゆっくり作業をして1週間ほどで完成です!
ボディ
モノクロ写真のように見えますが、ちゃんとしたフルカラーで撮影しています(;''∀'')!!
特徴的なザクの両肩はこんな感じです。
続いて下半身を。
付属パーツ
個人的に「おお!」と思ったのは、手パーツの豊富さです(*'▽')!
左手×2、右手×3の合計5つあるので、ポージングできる範囲がグッと広がります!
武器など
武器はメタリックブラック1色で統一しちゃいました!
上にあるのがザク・バズーカ、左下がヒート・ホーク、右下がザク・マシンガンといいます!
実は以上の3つの武器を、まとめてシールドにつけられるんです!
このように武器をまとめるパーツがあって、
青い矢印のところにシールドを挟み込むのですが……
シールドのアップ写真のように、シールが剥がれるアクシデントが発生しました(´゚д゚`)
おそらく、塗料を厚塗りしてしまったのが原因だと思われます( ;∀;)
戦闘シーン
いろいろ武器を付け替えたりして遊んでみました(; ・`д・´)
最後までみてくださり、ありがとうございました!!